福井県池田町にある「
ファームハウス コムニタ」さんに視察研修に行きました。
今回の視察は、「木湖里ねっと」としてではなく、
高島市安曇川町中野の集落の皆さんの視察に、同行させて頂きました。
中野集落の皆さんとお話もでき、楽しい研修になりました。ありがとうございました。
「ファームハウス コムニタ」さんは、10年ほど前に池田町の若者の皆さんが、
農業やまちのこと、将来を考えあい、手探りで体験農業をされたのが始まりです。
今では宿泊施設、レストラン、加工品の販売など様々な事業をされています。
コムニタの佐野さんが、その始まりや現在の様子について、お話を聞かせて下さいました。
熱いお話に質問も飛び交います。地域を良くしたい思いは、何処の人も皆同じです。
お話の後は、コムニタさんのおいしいご飯
地元食材を使った沢山のおかずと、おいしい池田町のお米に、みんな舌鼓でした。
ご飯の後は加工食品を作る施設を見せて貰いました。
右の写真はお餅つきの機械。冬はいつも動きっぱなしだそうです。
今年の冬、高島市は例年では考えられないほど雪が少なかったのですが、
山を越えて、池田町に入ったとたんに雪国でした。おそるべし池田町。
コムニタさんには薪ストーブや囲炉裏もありました。寒い冬には嬉しいですね。
コムニタさんは、池田町の中心地区にある「社会実証店ゆいまーと」や、
福井市のショッピングセンター内にある、池田町の直売所「こっぽい屋」
にも商品を出荷されています。
10年も前から、若者達が村を背負う覚悟を持ち、自主的に村おこしに
取組まれ、現在もそれを継続し、販売にもしっかりと力を注がれている
コムニタさんや池田町の積極的な取組みはすごいです。
今、村おこしを迫れれている地域は、日本中に星の数ほどあるのでしょう。
地域に住む人がずっと幸せである為に、それぞれの地域が
それぞれの地域の方法で自主的に、村づくりをしていかなくてはならない。
どこかの模倣ではなく、本当に幸せな方法を、考えていかなくてはなりません。