「火のある暮らしを楽しむ」を開催しました。

結びめ

2010年01月17日 23:00



2010年1月17日(日)
「火のある暮らしを楽しむ」ワークショップを開催しました。
お客様・関係者合わせ、70名を超える皆さんにご参加いただきました。



 











朝8時、スタッフさんにおむすび結びに集まってもらいました。
白米にダッチオーブンで炊き上げた玄米を混ぜ込み、結びます。

ダッチオーブン用のローストチキンの下準備と、
地元産野菜の具沢山味噌汁の準備も同時に行います。
もちろん、会場では会場設営、看板の準備などが行われています。

  地産地消!材料の解説  
   お米………提供:㈱澤村さんの総務部長さん(高島)
   お野菜
    (大根・白菜・葱・玉葱・南瓜・人参・さつま芋)
      ………提供:地元農家さん(安曇川町)
    (紫芋)
      ………提供:泰山寺無農薬農家さん
    (じゃが芋・さつま芋・にんにく・干し椎茸・蒟蒻)
      ………購入:うかわファームマート、道の駅・藤樹の里
   鶏肉………購入:大津市内鶏肉店
   味噌………購入:伊藤麹店(安曇川町)
   醤油………購入:岩佐醤油(安曇川町)
   豆腐、油揚
      ………購入:上原豆腐店(新旭町)
   全粒準強力粉(竹パンに使用)
      ………購入:わっか(安曇川町)
           


 






参加者さんが集まり、「木湖里ねっと」宮村のあいさつでイベントがはじまりました。
まずは山に薪を取りに行くグループと、外囲炉裏を造るグループに分かれます。

 
こちらは、山に薪を取りに行くグループ。
すぐ近くの阿弥陀山まで20分ほど歩きました。

左写真、子どもさんと笹で遊んでいるのは、
朽木の森で自然観察の仕方を教えている坂本さん。
今日はお手伝いに来てくれました!

  
 





阿弥陀山で、子どもは小枝などの燃やせる材料を集めます。
大人は薪にする大きな木材をたくさん運びました。



 雪の残る山の中。
 木々は日差しを浴び、
 清々しい空気に満たされていました。


  
外囲炉裏を造るグループは、会場で大きな石を動かし、並べます。
男性の参加者さんが大活躍でした。
できた外囲炉裏に木を組み、杉葉を盛り、火を焚く場を作ります。

 






七輪の火熾しもしていただきました。
火吹き竹は坂田工務店、坂田社長のお手製です。


  
 





山から運んできた木材をチェーンソーで玉切りし、
薪割りをします。薪割りは女性の方も活躍されていました。



  
 





造った外囲炉裏に点火用の松ぼっくりをたくさん置き、
山で取ってきた小枝を重ね、いよいよ火入れ式です。
子どもたちが燃えている炭をくべ、外囲炉裏に火が灯りました!


  
 









火を熾したら、いよいよ、それを使ってお料理をします!

焼き芋はちょうどよい火加減に調節した半割りドラム缶の中へ。
ご飯は釜と移動式のおくどさんで炊きます。
ダッチオーブンにはチキンと野菜を丸ごと放り込み、
塩胡椒とハーブで味付けし、七輪にかけます。
すべて、火にかけてから1時間ぐらいでできあがります。


 






竹の棒にパン生地を巻き付けて竹パンを焼きます。
この竹の棒も、坂田社長のお手製。
パン生地を作ってくださったのは「田舎ぐらしの家」の設計士さんです。

   


みんな、竹パン作りを楽しんでくださいました!
いちばん左の写真は、竹パンの作り方を教えて下さった、高島まちづくり委員の長濱さん。

 
「田舎ぐらしの家」の隣にお住まいのケンジさんが、鴨鍋を作って来てくださいました!
すごくおいしくて、すぐになくなってしまいました。
もちろん、鴨も自家製です。極めつけの地産地消です。

 






ダッチオーブンを使用した、ローストチキンができあがりました!
おいしそうな香りに、みんな夢中です。
丸ごとのチキンにも野菜にもしっかりと火が通り、やわらかくてすごくおいしかった。

七輪で温めていた具沢山味噌汁もいただきます。
野菜の甘さがひきたって、調味料がいらないぐらいでした。
地元産のお野菜のおいしさを実感しました。


   
   
 みんなのおいしそうな表情をご覧ください

一番右の下は高島ガイドの記者さん。イベントの様子を高島ガイドにも紹介して頂きました!

  
 





お昼ごはんの後は「田舎ぐらしの家」から歩いて1分、立石さんのお宅にお邪魔しました。

立石さんは20数年前にこちらに移住されました。古民家を改装された素敵なお宅で、
薪ストーブや囲炉裏のある、「火のある暮らし」を実践されています。
立石さんの古民家ライフ

立石さんの御主人は陶芸作家さん、奥さまは染色作家さんです。
楽しいことが大好きでとても気さくなお二人です!
立石さんの作品については高島ガイドでも紹介しました。


 






立石邸では講師のHibanaさんが、森の木を使うことについて、紙芝居をしてくださいました。
近くの森の木を使った「火のある暮らし」は、森を守ること、
地球を守り、持続可能な暮らしをすることに繋がります。
「火のある暮らし」について、参加者の方からお話を聞くこともできました。

最後に「木湖里ねっと」の紹介をさせていただき、
無事、ワークショップを終了することができました。

参加して下さった皆さん、お手伝いして下さった皆さん、
本当にありがとうございました!





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