2009年07月05日
「里山でちまき作りを体験しよう!」を開催しました。
7月5日(日)、高島市安曇川町中野の草の根ハウスで、
「里山でちまき作りを体験しよう!」を開催しました。
昔からこの地域では田植えが済んだお祝いに沢山のちまきを作り、
田植えの労をねぎらったのだそうです。
昔は、ひとりで寝る間を惜しみ、5升、7升、という大量のもち米で
ちまきを作られていました。そんなエネルギッシュな中野のお母さんたちに、
昔ながらの四季の恵みのいただき方を教わりました。
本日は、地元の方、大津や県内の方、遠くは京都や大阪から、
60名近くの方が足を運んでくれました。
会場の草の根ハウス
お母さんたちに教わりながら、作業します。
まず、もち米の米粉に熱湯を注ぎ、おもちになるまでこねます。
まとまってくると、力仕事です。
体重をかけて、おいしいおもちになるようにがんばってこねます。
おもちができたら、ひとつひとつ丸めて笹の葉の中に入るように
手のひらでおたまじゃくしのかたちにして、かたちを整えます。
次はいよいよ笹の葉3枚を使って包んでいきます。
どうやったらきれいに包めるかな?
花のついたいぐさを見栄えよく置いて、
ほどけないようにくるくる巻いたら完成です。
完成したものは10本ずつ束ねます。
作業が終わったらお昼ごはんの準備です。
中野のお母さんたちが作ってきてくれた10数種類の郷土料理が並びます。
みんなでおいしくいただきまーす!!
みんなで作ったちまきは、熱湯でしばらく茹でます。
茹で上がったら、水で冷やし、水気をきって完成です。
できたてのちまきは柔らかくてとってもおいしかったです!
時間がたってかたくなっても、茹でなおしておいしく食べられます。
冷凍してしばらく保存することもできます。
参加してくださった皆様には、
郷土料理とちまきをたっぷりお土産に持って帰ってもらいました!
ちまき作りを教えてくださり、たくさんのお料理を作ってくださった
中野のお母さんたち、本当にありがとうございました。
自然の恵みを活かし、自然と寄り添って生きていく暮らし、
おいしくて、地球にも体にもやさしいお料理、学ぶべきことが沢山あります。
ここでの暮らしがいつまでも続くように、
私たちが学び、守り、伝えていけるように、木湖里ねっとはがんばります。
皆さま、協力よろしくおねがいします!
またこんな素敵なイベントをしますので、ぜひ遊びに来てくださいね!