2010年02月17日
視察研修 高嶺下ファームビレッジ





足助屋敷を見学した後、「高嶺下(こうろげ)ファームビレッジ」へ行きました。
急な山道を登った先の山の中の集落、そこに隣接した地区に、
「豊田市職員住宅」(左写真)はじめ、素敵なお家が何軒も建っています。
「高嶺下ファームビレッジ構想」は山間部の農村、高嶺下地区に定住希望者を受け入れて
人口を増やし、農地の保全も目指すというもので、1998年から取り組まれています。
外から人をいきなり受け入れるのではなく、時間をかけて地元住民と交流してもらい、
少しずつ信頼関係を結んでいくという方法をとられていて、
それは、木湖里ねっとの目指すものでもあります。

中心となって活動されてきた梶誠(かじまこと)さん(写真右)は、
「平成21年度地域づくり総務大臣表彰」を受賞されています。
梶さんは定住者の方にとって「足助のお父さん」のような存在です。
すごく気さくなおじさんで、こんな方だから、
たくさんの方に慕われて居られるんだなぁ、と思いました。



村を見学した後は、みんなの手作りで建てられた、
交流の拠点となる小屋で、梶さんのお話を聞きました。

小屋の近くには手作り石釜や、
露天風呂も作られていました。
若い女の子がパンを焼きに来るそうです!


左の写真は梶さんの炭焼き小屋です。
梶さんは「足助炭焼き塾」で製炭文化を残すための活動もされています。
右の写真は、梶さんの奥さま。
みんなにおぜんざいを振舞ってくださいました!
↓↓みんなの美味しい顔です↓↓






「木湖里ねっと」もこの取り組みに学び、
外から来られる方と、地域の方が、楽しく関わって暮らしていける地域を作りたいです。
そのためにも、春からイベントをどんどんやっていきますので、お楽しみに!
梶さん、奥さま、本当にありがとうございました!!


Posted by 結びめ at 22:00│Comments(0)
│日記