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Posted by 滋賀咲くブログ at

2009年08月07日

土地の境界線を決める

 

 

 

 



木湖里ねっとの大きな事業、体験型滞在施設は来年の3月に完成予定です。
↑↑こんなステキなお家ができるなんて、ワクワクしますiconN10



2009年8月7日(金)
今日は、その建設予定地の境界を決める、見学に行きました。
場所は高島市安曇川町太山寺。
  










 

建設予定地にはなんと!杉の木が整然と生えていました。
この杉林を伐採し、切り株を掘り起こし、整地して体験施設は建てられるのです。


 

 

 

 

  






   

こちらは昔、タバコの乾燥小屋として使われていました。
30年ほど前までは、このあたりでタバコが栽培されていて、
この小屋で乾燥させられ、出荷されていました。

ボロボロですが、腐ってはいません。
この小屋は使用できる部分は壊さず再生し、薪で焚くお風呂が置かれる予定です。



 

 

 


この真ん中の斜めに生えてるのは栗の木。
これは伐らずに残してもらおう!栗拾いができるかも!

 

すぐ横には新しい道路ができるそうです。こちらの完成も来年の2~3月ごろ。
すぐ前にはバス停もあります。本数が少ないです。

 

地図を見て、関係者の方々が場所を確かめ、土地の境界を視ていきます。

 
境界線を確認して、クイを打ちます。

 

 

 

 


 

 

 






大まかな測量をして、図面を描きます。



関係者のみなさま、暑い中ご苦労様でした。
これで土地がしっかり決まりました!
次はここの杉林の伐採をしていただきます。楽しみです。
  


Posted by 結びめ at 19:48Comments(0)体験施設

2009年07月23日

旧早崎邸の測量



木湖里ねっとでは、高島市安曇川町中野に体験型滞在施設を作ります。
簡単に言えば、「田舎暮らし体験ができて、宿泊もできるお家」です。

体験施設は、長浜市乗倉町にある、早崎さんという方の古い民家を
移築、再生して建てます。再生に使うのは、もちろん滋賀県産の木材です。

7月23日は、その旧早崎邸の測量作業を見学に行ってきました。

 
長浜市乗倉町は長浜ICから8km、太尾山の山裾にある小さな集落です。

住民の方にお聞きしたところ、20軒ぐらいの集落で、
最近はニュータウンに移り住まれる方が多く、空き家がたくさんあるそうです。

 
神社や、立派なお寺があります。

  
空き家がぽつぽつ目立ちます。







旧早崎邸は百数十年前に建てられ、持ち主の早崎さんが、数年前まで住まわれていました。

柱や差し鴨居(梁)の多くは現在では貴重なケヤキ材が使われています。

湖北地域では、他の地域の民家に比べて特に多くのケヤキが使われています。
おそらく、身近にケヤキが多く植生していたのではないかと思われます。
現在でも、湖北地域の神社の境内などには、伐採されなかったケヤキの大木が
たくさん見受けられます。
 
 
測量の作業は柱や梁の幅や高さを全て測ります。
今回は移築再生なので、どの材を使用し、どの部分を捨てるのかも検討します。

上の写真は、玄関を入ったところを測量しています。


 
水周りはリフォームされていてきれいでした。
お風呂はトトロに出てくるお家みたいに、丸いのです!


   土間から中を見たところ。

   囲炉裏が置かれる予定の部屋。

 
囲炉裏の部屋から台所横の部屋を見たところ。
この部屋には立派な水屋があります。

 
水屋の他にも、家財道具がたくさん残っています。

 
土間にある階段を上れば、屋根裏の様子が分かります。

 
大工さんは家をばらした時に、どの材がどこに使われていたか
分かるように、印を打たれていました。
材がたくさんあるので、大変な作業です。


 
測量されて得られた数値を図面にまとめられます。

暑い中、長時間の作業、みなさまお疲れ様でした。
ほこりっぽかったお家の中を歩き回って、床がきれいになったかも・・・。

体験型滞在施設の着工に向けて、準備はちゃくちゃくと進んでいます。
建設時には、壁塗りなどのワークショップもする予定です。
楽しみにしててくださいね~!  


Posted by 結びめ at 20:34Comments(1)体験施設