2010年01月10日
ふゆみずたんぼ
地元の無農薬の農業にあかるい農家さんに教えていただいています。
自分でも農業を少しでも知りたいと思い、「ふゆみずたんぼ」の講演会に行きました。
主催は社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)。
場所は滋賀県の南の方。竜王町という所です。
講師に来られていたのは宮城県のNPO法人「田んぼ」の岩渕先生です。
「ふゆみずたんぼ」の生物多様性の素晴らしさについてお話くださいました。
ラムサール条約で日本の水田が守られると良いなと思いました。
講演会の後は、「ふゆみずたんぼ」を実践され、
不耕起栽培でお米を作られている、農家の安井さんの田んぼを見せていただきました。
左が岩渕先生。
右は琵琶湖博物館の方。
参加者は若い方から、おじさんまで、みんな熱心にお話を聞かれていました。
無農薬、有機農業を目指す仲間がいっぱいいます!
安井さんの田んぼには、こんなに寒い冬でも
たくさんの植物、生物が居ます。
こちらは「イチョウウキゴケ」です。
絶滅危惧類に指定されていますが、滋賀県ではよく見られるそうです。
イチョウウキゴケ
Ricciocarpos natans
全国に分布するウキゴケ科の浮遊性水生植物。
水面に浮遊する葉状体がイチョウの葉の形に似ていることからこの
名がついている。かつては全国の水田や池に豊富に生育していたが、
近年は農薬散布などの影響で激減し、絶滅が危惧されている。
環境省では絶滅危惧類に指定されている。
草津市立水生植物公園みずの森HPより→http://www.mizunomori.jp/
安井さんの田んぼから土を採取させていただき、みんなで生き物探しをしました。
とても為になる勉強会でした。
いろんな出会いもあり行って良かったです!
Posted by 結びめ at 22:00│Comments(0)
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