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Posted by 滋賀咲くブログ at

2009年07月23日

湖北移住交流支援研究会



「湖北移住交流支援研究会」さんを訪ねて来ました。

木湖里ねっとは高島で、移住の促進や田舎暮らし体験を企画していますが、
「湖北移住交流支援研究会」さんは、その湖北版です。

豊田さんという女性の方がお仕事されてます。
湖西と湖北、一緒に楽しくやろう!と仲良くさせてもらってます。

上の写真は、事務所です。
長浜図書館のほど近く、長浜の商店街も歩いてすぐ!
のところにある、町家を改築して事務所にされています。
お家にいるような、のびのび気持ちよいところです。

長浜のにぎやかな商店街がすぐそこで、おいしいお店も近くにいっぱい!
うらやましい!また、遊びに行くぞ!

湖北には、「湖北古民家再生ネットワーク」さんとかもいらっしゃて、
古民家の再生や、移住の促進運動が進んでいます。


「湖北移住交流支援研究会」ブログ 
co*hok style http://d.hatena.ne.jp/cohok-style/
湖北古民家再生ネットワーク http://www.kominka-nw.org/index.htm  


Posted by 結びめ at 21:39Comments(0)仲間

2009年07月23日

旧早崎邸の測量



木湖里ねっとでは、高島市安曇川町中野に体験型滞在施設を作ります。
簡単に言えば、「田舎暮らし体験ができて、宿泊もできるお家」です。

体験施設は、長浜市乗倉町にある、早崎さんという方の古い民家を
移築、再生して建てます。再生に使うのは、もちろん滋賀県産の木材です。

7月23日は、その旧早崎邸の測量作業を見学に行ってきました。

 
長浜市乗倉町は長浜ICから8km、太尾山の山裾にある小さな集落です。

住民の方にお聞きしたところ、20軒ぐらいの集落で、
最近はニュータウンに移り住まれる方が多く、空き家がたくさんあるそうです。

 
神社や、立派なお寺があります。

  
空き家がぽつぽつ目立ちます。







旧早崎邸は百数十年前に建てられ、持ち主の早崎さんが、数年前まで住まわれていました。

柱や差し鴨居(梁)の多くは現在では貴重なケヤキ材が使われています。

湖北地域では、他の地域の民家に比べて特に多くのケヤキが使われています。
おそらく、身近にケヤキが多く植生していたのではないかと思われます。
現在でも、湖北地域の神社の境内などには、伐採されなかったケヤキの大木が
たくさん見受けられます。
 
 
測量の作業は柱や梁の幅や高さを全て測ります。
今回は移築再生なので、どの材を使用し、どの部分を捨てるのかも検討します。

上の写真は、玄関を入ったところを測量しています。


 
水周りはリフォームされていてきれいでした。
お風呂はトトロに出てくるお家みたいに、丸いのです!


   土間から中を見たところ。

   囲炉裏が置かれる予定の部屋。

 
囲炉裏の部屋から台所横の部屋を見たところ。
この部屋には立派な水屋があります。

 
水屋の他にも、家財道具がたくさん残っています。

 
土間にある階段を上れば、屋根裏の様子が分かります。

 
大工さんは家をばらした時に、どの材がどこに使われていたか
分かるように、印を打たれていました。
材がたくさんあるので、大変な作業です。


 
測量されて得られた数値を図面にまとめられます。

暑い中、長時間の作業、みなさまお疲れ様でした。
ほこりっぽかったお家の中を歩き回って、床がきれいになったかも・・・。

体験型滞在施設の着工に向けて、準備はちゃくちゃくと進んでいます。
建設時には、壁塗りなどのワークショップもする予定です。
楽しみにしててくださいね~!  


Posted by 結びめ at 20:34Comments(1)体験施設