2010年01月10日
桶樽職人 村田さん

蒲生郡竜王町の桶樽職人、村田さんを訪ねました。
木湖里ねっとの味噌樽を作ってもらうためです。
木湖里ねっとでは2010年2月7日(日)
に「味噌づくりを教わる」ワークショップを予定しています。
味噌を作るなら、滋賀県の職人さんが作った桶を使いたい!
と、村田さんにお願いしました。
予備知識が殆どないままお訪ねしたのですが、
村田さんは皇室の方が使われる桶を作られていたり、
様々なメディアで取り上げられているすごい方でした。
村田さんについては近江ワザ回廊のHPをご覧ください。
→http://waza.shiga-saku.net/
すごく気さくな方で、今では殆どない味噌樽の注文も
快く引き受けて下さいました。
味噌樽ができるのは2月のはじめ。とても楽しみです。
しかも!息子さんは桶樽の職人をしながら、無農薬でお米を作られていて、
「ふゆみずたんぼ」の講演会にも居てはったのです!
高島にも無農薬の講習で来られたことがあるそうです。
偶然ですねー。
竜王町は変わった方が沢山いて、無農薬に取り組む方もぽつぽつ居られるとか。
高島も負けてられません!
2010年01月10日
ふゆみずたんぼ
地元の無農薬の農業にあかるい農家さんに教えていただいています。
自分でも農業を少しでも知りたいと思い、「ふゆみずたんぼ」の講演会に行きました。
主催は社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)。
場所は滋賀県の南の方。竜王町という所です。
講師に来られていたのは宮城県のNPO法人「田んぼ」の岩渕先生です。
「ふゆみずたんぼ」の生物多様性の素晴らしさについてお話くださいました。
ラムサール条約で日本の水田が守られると良いなと思いました。
講演会の後は、「ふゆみずたんぼ」を実践され、
不耕起栽培でお米を作られている、農家の安井さんの田んぼを見せていただきました。
左が岩渕先生。
右は琵琶湖博物館の方。
参加者は若い方から、おじさんまで、みんな熱心にお話を聞かれていました。
無農薬、有機農業を目指す仲間がいっぱいいます!
安井さんの田んぼには、こんなに寒い冬でも
たくさんの植物、生物が居ます。
こちらは「イチョウウキゴケ」です。
絶滅危惧類に指定されていますが、滋賀県ではよく見られるそうです。
イチョウウキゴケ
Ricciocarpos natans
全国に分布するウキゴケ科の浮遊性水生植物。
水面に浮遊する葉状体がイチョウの葉の形に似ていることからこの
名がついている。かつては全国の水田や池に豊富に生育していたが、
近年は農薬散布などの影響で激減し、絶滅が危惧されている。
環境省では絶滅危惧類に指定されている。
草津市立水生植物公園みずの森HPより→http://www.mizunomori.jp/
安井さんの田んぼから土を採取させていただき、みんなで生き物探しをしました。
とても為になる勉強会でした。
いろんな出会いもあり行って良かったです!