2010年01月20日
2010年01月19日
2010年01月18日
レギーナさんのスイスパン教室

高島市内にお住まいのレギーナさんのパン教室に行きました。
レギーナさんはスイスから来られ、
御主人の俊一さんと日本で陶芸家をされています。
誘ってくれたのは「田舎ぐらしの家」
ご近所にお住まいの染色家の立石さんです。



まずは、ピザの生地とパンの生地を捏ね、
炬燵(こたつ)の中で休ませて発酵を待ちます。
ピザにトッピングする材料を準備します。
畑からクレソンを摘んで洗い


じゃが芋を茹で、キノコを炒め、チーズをおろします。




ピザ生地が膨らんだら、まるく伸ばします。
ピザ生地はふわふわですごく弾力があって、いやされます

伸ばした生地にトッピングをしてオーブンで焼けるのを待ちます。


ピザが焼けるのを待ちながら、パンの整形をします。
今日教えてもらったのは、ゴマがたっぷり入ったセーグルパン☆
左の写真はパン屋さんをされている「ちゃみパン」さんです。




ピザが焼きあがって、みんなでランチです。
生地はパリパリ、とろとろチーズとフレッシュな具材。
焼きたてのピザと、みんなの笑顔。
なんて幸せな休日


パンが焼きあがるまで、レギーナさんと俊一さんの工房を見せて頂きました。
古民家を改装されたお宅と、工房は絵本の中みたい。ため息が出るほど素敵です。
かわいい作品が所狭しと並んでいました。

焼きあがったセーグルパン。
ライ麦とゴマの風味が味わい深く、
酸味がなく、すごくおいしかったです!
2010年01月17日
「火のある暮らしを楽しむ」を開催しました。

2010年1月17日(日)
「火のある暮らしを楽しむ」ワークショップを開催しました。
お客様・関係者合わせ、70名を超える皆さんにご参加いただきました。


朝8時、スタッフさんにおむすび結びに集まってもらいました。
白米にダッチオーブンで炊き上げた玄米を混ぜ込み、結びます。
ダッチオーブン用のローストチキンの下準備と、
地元産野菜の具沢山味噌汁の準備も同時に行います。
もちろん、会場では会場設営、看板の準備などが行われています。
地産地消!材料の解説

お米………提供:㈱澤村さんの総務部長さん(高島)
お野菜
(大根・白菜・葱・玉葱・南瓜・人参・さつま芋)
………提供:地元農家さん(安曇川町)
(紫芋)
………提供:泰山寺無農薬農家さん
(じゃが芋・さつま芋・にんにく・干し椎茸・蒟蒻)
………購入:うかわファームマート、道の駅・藤樹の里
鶏肉………購入:大津市内鶏肉店
味噌………購入:伊藤麹店(安曇川町)
醤油………購入:岩佐醤油(安曇川町)
豆腐、油揚
………購入:上原豆腐店(新旭町)
全粒準強力粉(竹パンに使用)
………購入:わっか(安曇川町)


参加者さんが集まり、「木湖里ねっと」宮村のあいさつでイベントがはじまりました。
まずは山に薪を取りに行くグループと、外囲炉裏を造るグループに分かれます。


こちらは、山に薪を取りに行くグループ。
すぐ近くの阿弥陀山まで20分ほど歩きました。
左写真、子どもさんと笹で遊んでいるのは、
朽木の森で自然観察の仕方を教えている坂本さん。
今日はお手伝いに来てくれました!



阿弥陀山で、子どもは小枝などの燃やせる材料を集めます。
大人は薪にする大きな木材をたくさん運びました。

雪の残る山の中。
木々は日差しを浴び、
清々しい空気に満たされていました。



外囲炉裏を造るグループは、会場で大きな石を動かし、並べます。
男性の参加者さんが大活躍でした。
できた外囲炉裏に木を組み、杉葉を盛り、火を焚く場を作ります。


七輪の火熾しもしていただきました。
火吹き竹は坂田工務店、坂田社長のお手製です。



山から運んできた木材をチェーンソーで玉切りし、
薪割りをします。薪割りは女性の方も活躍されていました。
造った外囲炉裏に点火用の松ぼっくりをたくさん置き、
山で取ってきた小枝を重ね、いよいよ火入れ式です。
子どもたちが燃えている炭をくべ、外囲炉裏に火が灯りました!



火を熾したら、いよいよ、それを使ってお料理をします!
焼き芋はちょうどよい火加減に調節した半割りドラム缶の中へ。
ご飯は釜と移動式のおくどさんで炊きます。
ダッチオーブンにはチキンと野菜を丸ごと放り込み、
塩胡椒とハーブで味付けし、七輪にかけます。
すべて、火にかけてから1時間ぐらいでできあがります。


竹の棒にパン生地を巻き付けて竹パンを焼きます。
この竹の棒も、坂田社長のお手製。
パン生地を作ってくださったのは「田舎ぐらしの家」の設計士さんです。




みんな、竹パン作りを楽しんでくださいました!
いちばん左の写真は、竹パンの作り方を教えて下さった、高島まちづくり委員の長濱さん。


「田舎ぐらしの家」の隣にお住まいのケンジさんが、鴨鍋を作って来てくださいました!
すごくおいしくて、すぐになくなってしまいました。
もちろん、鴨も自家製です。極めつけの地産地消です。


ダッチオーブンを使用した、ローストチキンができあがりました!
おいしそうな香りに、みんな夢中です。
丸ごとのチキンにも野菜にもしっかりと火が通り、やわらかくてすごくおいしかった。
七輪で温めていた具沢山味噌汁もいただきます。
野菜の甘さがひきたって、調味料がいらないぐらいでした。
地元産のお野菜のおいしさを実感しました。











一番右の下は高島ガイドの記者さん。イベントの様子を高島ガイドにも紹介して頂きました!



お昼ごはんの後は「田舎ぐらしの家」から歩いて1分、立石さんのお宅にお邪魔しました。
立石さんは20数年前にこちらに移住されました。古民家を改装された素敵なお宅で、
薪ストーブや囲炉裏のある、「火のある暮らし」を実践されています。
→立石さんの古民家ライフ
立石さんの御主人は陶芸作家さん、奥さまは染色作家さんです。
楽しいことが大好きでとても気さくなお二人です!
立石さんの作品については高島ガイドでも紹介しました。


立石邸では講師のHibanaさんが、森の木を使うことについて、紙芝居をしてくださいました。
近くの森の木を使った「火のある暮らし」は、森を守ること、
地球を守り、持続可能な暮らしをすることに繋がります。
「火のある暮らし」について、参加者の方からお話を聞くこともできました。
最後に「木湖里ねっと」の紹介をさせていただき、
無事、ワークショップを終了することができました。
参加して下さった皆さん、お手伝いして下さった皆さん、
本当にありがとうございました!
2010年01月16日
上棟式

「田舎ぐらしの家」の上棟式を行いました。
朝から雪がちらつく、寒い日で、
上棟は延期になったのですが、式を執り行いました。
雪は雑然とした建築現場を白く染め、静謐とした式になりました。
この日は、明日の「火のある暮らしを楽しむ」WSの予行演習として、
30人分のカレーとダッチオーブンを使ったローストチキンを用意し、
釜でご飯を炊き、竹パンを作り、焼き芋を焼き、
大工さん、各種業者さん、関係者の皆さんに食べて頂きました。
予行演習として初めて料理し、なかなか要領良く昼食を提供できなかった
のですが、皆さんが火を炊くこと、熾した火で料理することを見守り、
お手伝い下さり、和気あいあいとご飯を食べて団欒できました。
皆さま、ありがとうございました。
建築現場では、これから寒い中、今年度の完成に向けて工事が進みます。
今後とも皆さんにご協力いただきます。
よろしくお願い致します!